鍼について
国際獣医鍼灸協会の会長をつとめたDr.アレン・ショーンによると、鍼(針、はり)は次のよう
な疾患に有効とされています。
・関節疾患、椎間板ヘルニアなどの椎間板疾患など
・てんかん、難聴などの神経疾患・消化器系疾患
・皮膚疾患
・繁殖障害
・呼吸器疾患
・循環器疾患
・老齢に伴う障害
ショーン先生も述べられていますが、鍼治療単独ですばらしい効果をあげることも
ありますし、通常の治療や、漢方薬による治療に鍼治療を加えることによって、
さらに良い結果を得ることができます。
当院での経験では、たとえば椎間板ヘルニアはほとんどの場合、鍼だけで良くなります。
消化器疾患のなかでも、胃腸の働きが悪いために食欲がない、というようなケースでは
鍼をした直後に食欲が復活することがよく見られます。
治る見込みのない病気で「終末期医療」を受けている患者さんであっても、
鍼によって最後まで元気に過ごすことが期待できます。
「亡くなる前日まで普通に過ごしていました」ということはよく経験しますし、
当日の朝も元気だったというケースもあります。
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